雑に読む 第14歌「オデュッセウス、豚飼のエウマイオスに会う」
もっとも心を傾けて主人の資産を守っている人
豚小屋の描写が続く
オデュッセウス犬に発見される
危ないところだったが豚飼エウマイオスがすぐに走ってきてくれて事なきを得る
家に歓待してもらった
エウマイオスの話
客人に出せるのは子豚の肉、太らせた豚は求婚者たちが平らげちゃうらしい
神の天罰がないのも、きっとオデュッセウスが死んでるからだろう、と意気消沈
オデュッセウスそれを聞きつつ飲み食い、求婚者たちに加える誅罰について思い巡らす
オデュッセウス「ところでご主君の名前は?儂いろいろ歩き回ってきたから消息を知ってるかも」
エウマイオスの話
みんなもてなしを受けたいばかりに作り話をしにくる、そのたび奥様(ペネロペイア)は涙がこぼれる
あんないい殿様はいなかった、もう悲しみの種しか残っていない
名前はオデュッセウスという
オデュッセウスの話
オデュッセウスは必ず帰ってくる、この年の内に帰ってきて求婚者共を懲らしめる
エウマイオス
もうどうか触れてくれるな、悲しくて仕方がない
ピュロスへ行ったけど求婚者が待ち伏せして亡き者にしようとしている それはそれとして爺さん、あんたは何者?
オデュッセウス
昔はいろいろ暴れていたけど、イドメネウスといっしょにイリオスへ向かうようにゼウスに命令された 部下が乱暴を働いたのでアイギュプトス人の怒りを買う
命からがら懇願して王に許しを請う
それから七年滞在、八年目にポイニケ人(フェニキア人)がやってきてポイニケに行くことに
この男が悪巧みをしていたが雷で船が沈没する
ここでオデュッセウスの噂を聞いた、と話す
その後奴隷の身分になりイタケに着いたところで何とか逃げ出して今に至る
まあここまで全部ウソなのだが…cFQ2f7LRuLYP.icon
エウマイオス
オデュッセウスが生きているとは信じられない
オデュッセウス
じゃあ神々に証人になってもらおう
歓待タイム
豚を潰してご馳走
夜
オデュッセウスが一計を案じて「エウマイオスが上衣を脱いでくれるか」判断しようとする
トロイエにいたときにめっちゃ寒かった場面があり、そのときオデュッセウスの智謀で上着が手に入った
ここでも手に入ったら良いのに(おねだり?cFQ2f7LRuLYP.icon)
エウマイオスは自分の厚手の外衣(厳しい寒さ用)を掛けてやった
エウマイオスの様に喜びを覚えつつ、オデュッセウスはそっと出ていき(武装はしている)眠りにつくのであった